動物の病気 最新情報
2013年1月23日 水曜日
犬の前十字靭帯断裂の治療 名古屋 千種区 ひがしやま動物病院
Long-Term Functional Outcome of Tibial Plateau Leveling Osteotomy Versus Extracapsular Repair in a Heterogeneous Population of Dogs
Samantha A, Vet surg 2012
http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/j.1532-950X.2012.01052.x/full
犬の前十字靭帯断裂の治療において、TPLOとExtracapsular Repair(Lateral suture)の術後の回復をフォースプレートで力学的比較検討した報告です。
TPLOのほうが予後がよいという結果ですが、興味深いポイントはContact Time(接地時間)は両グループ間に有意差なしという結果です。しかも両グループの犬の体重中央値はTPLO Group36.7 ± 12kg ECR Group 32.8 ± 7.2kgであり、要検討ですが大型犬でもLateral sutureの一定の治療効果を示唆しています。
中型犬(10kg前後)でのTPLOとECRの比較が日本の臨床としては重要だと思います。
Samantha A, Vet surg 2012
http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/j.1532-950X.2012.01052.x/full
犬の前十字靭帯断裂の治療において、TPLOとExtracapsular Repair(Lateral suture)の術後の回復をフォースプレートで力学的比較検討した報告です。
TPLOのほうが予後がよいという結果ですが、興味深いポイントはContact Time(接地時間)は両グループ間に有意差なしという結果です。しかも両グループの犬の体重中央値はTPLO Group36.7 ± 12kg ECR Group 32.8 ± 7.2kgであり、要検討ですが大型犬でもLateral sutureの一定の治療効果を示唆しています。
中型犬(10kg前後)でのTPLOとECRの比較が日本の臨床としては重要だと思います。
投稿者 ひがしやま動物病院